作家一覧 / 川瀬 巴水
川瀬 巴水 Kawase Hasui
川瀬巴水(かわせ はすい、Kawase Hasui、1883年–1957年)は、東京都港区出身の版画(新版画)の作家。代表作に《旅みやげ》、《東京十二題》、《東京二十景》などがある。
1883年、東京府芝区(現・東京都港区)に生まれる。本名は文治郎。14歳で日本画を学び始めたが、両親の反対で中断し、家業の組糸業に就いた。のちに白馬会洋画研究所で岡田三郎助に洋画を学び、1910年に鏑木清方に入門。同門の伊東深水の版画『近江八景』に触発されて木版画に取り組み、渡邊版画店から作品を発表した。1920年の『旅みやげ第1集』で版画家としての地位を確立し、吉田博らとともに新版画の運動を担った。「東京十二題」「日本風景選集」など、日本各地を旅して描いた叙情的な風景版画を数多く残し、「旅情詩人」と呼ばれる。欧米でも評価が高い。1953年には、文化財保護委員会が《増上寺の雪》の制作工程を記録した。1957年、東京都大田区で没。
- よみ
- かわせ はすい
- 生年
- 1883年5月18日(東京府芝区(現・東京都港区))
- 没年
- 1957年11月7日(東京都大田区)
- 分野
- 版画(新版画)
- 師事
- 岡田三郎助、鏑木清方
- 主な所蔵先
- 東京国立近代美術館、ブルックリン美術館、江戸東京博物館
- 代表作
- 旅みやげ(1920年〜)、東京十二題、東京二十景、日本風景選集
作品

東京二十景 芝増上寺
川瀬 巴水 / 木版(多色) / 1925画像:Wikimedia Commons / 著作権の保護期間満了
東京十二題 駒形河岸
川瀬 巴水 / 木版多色摺、紙 / 1919画像:Wikimedia Commons / 著作権の保護期間満了
東京十二題 雪に暮るる寺島村
川瀬 巴水 / 木版多色摺、紙 / 1920画像:Wikimedia Commons / 著作権の保護期間満了
日本風景選集 島原九十九島
川瀬 巴水 / 木版多色摺、紙 / 1922画像:Wikimedia Commons / 著作権の保護期間満了
東京二十景 新大橋
川瀬 巴水 / 木版多色摺、紙 / 1926画像:Wikimedia Commons / 著作権の保護期間満了
旅みやげ第一集 若狭久々子湖
川瀬 巴水 / 木版多色摺、紙 / 1920画像:Wikimedia Commons / 著作権の保護期間満了
旅みやげ第一集 石積む舟(房州)
川瀬 巴水 / 木版多色摺、紙 / 1920画像:Wikimedia Commons / 著作権の保護期間満了
旅みやげ第二集 佐渡真野湾
川瀬 巴水 / 木版多色摺、紙 / 1921画像:Wikimedia Commons / 著作権の保護期間満了関連リンク
作品を所蔵する美術館
公的データベース・資料
美術館・公的機関などの外部サイトへのリンクです。所蔵や展示の状況は、各サイトでご確認ください。
出典
- アートプラットフォームジャパン(国立アートリサーチセンター)「川瀬巴水」(2026-10-02 確認)
- 東京富士美術館「川瀬巴水」(2026-10-02 確認)